川越観光の中心といえば、クレアモール、大正浪漫夢通り、蔵造りの街並みが定番コース。
ただ、川越好きの人や地元の人と話していると、ときどき耳にする言葉があります。
「裏川越」
ただ、この裏川越と呼ばれるエリア、実は人によって指す範囲や定義がまちまち。
明確な対象範囲がはっきりしません。

この記事では、裏川越という言葉がどう使われてきたのか、その複数の説を整理しつつ、川越マガジンとしては裏川越をどこと定義するか、そのエリアのおすすめ店舗をまとめて紹介します。
- 「裏川越」と呼ばれるエリアには複数の説があり、人によって指す範囲が違う
- 街おこしプロジェクト「うらかわ」が定義した裏道的カルチャーという文化側面も
- 観光コースの路地エリア、霞ケ関や南大塚などの駅周辺など範囲もばらばら
諸説ありすぎるから他に情報あったらおしえてね〜
裏川越とは?複数ある「裏川越」の使われ方
「裏川越」という言葉は、文脈によって指すものがいくつかに分かれます。
ここでは主な3つの使われ方を紹介します。
ちなみにいずれもネガティブな響きとしての「裏」ではありません。
川越観光のメイン・表ではないけど、川越の魅力を支えているもうひとつの顔としての「裏」になります。
1. 街おこしプロジェクト「うらかわ」が定義した裏川越


裏川越という言葉を語るうえで外せないのが、「うらかわ」プロジェクトの存在です。
うらかわは、株式会社8598(ハコクリエイト)が運営していた川越市の街おこしプロジェクト。
川越市の裏道的カルチャーを「うらかわ」と名付けて発信していました。
プロジェクトの公式サイトには、次のように紹介されています。
埼玉県川越市の裏道的カルチャーを「うらかわ」と呼び街おこしを行っているプロジェクトです。
近年、観光地として注目されている小江戸川越ですが、メインはもちろんのこと、裏道のようなところにもこだわりの雑貨屋さんカフェ・美容室などなど、人間味溢れる温かなお店やさんがたくさんあるのです。
ここで定義されている「裏川越」は地理的な範囲ではなく「裏道的カルチャー」というカルチャーの概念として定義されていること。
八幡通り周辺を中心に、個性的な個人店を紹介する形で活動。
ちなみに、市内商店街・商店会として「うらかわ」があるわけではありませんでした。
市内商店街(会)|川越市
なお、うらかわプロジェクトのブログやSNSは2019年頃を最後に更新が止まっており、現時点ではほぼ稼働していないようです。
ただし、川越の裏道カルチャーは地元住民やお店の方々によってその文化が引き継がれています。
2. 観光のメイン・表の対として使われる裏川越


うらかわプロジェクト以外でも、「裏川越」は川越観光や散歩・街歩きの文脈で使われてきました。
たとえば散歩メディア サンポーでは、川越駅から小江戸エリアに向かう途中、クレアモールではなく、ひと筋西の八幡通りを歩くルートを”裏川越さんぽ”として紹介しています。
川越八幡宮、丸広百貨店の裏側、蔵里、樹齢約650年の大樹を経由して、蓮馨寺へ抜けるコースです。
その川越観光ちょっと待った! 地元民イチオシの”裏”川越さんぽ|サンポー
また、小江戸川越STYLEでも、”川越の裏道カルチャーである「裏川越」”というキーワードが登場。
観光のメイン通りにある表の表情と裏通りにある裏の表情という文脈で裏川越という名称が使われています。
川越style「きもの姿で路地裏散策」川越の街にきもの姿を増やす会|小江戸川越STYLE
別の個人ブログでは「裏原宿、奥渋谷に続いて、今、裏川越が熱い」と紹介されていたり、メイン観光地を避けた東側の路地(七曲り付近)を裏川越と呼ぶ書き手もいたりと、書く人によって範囲が変わります。
裏川越を歩く①|カフェと旅とDIYの日々
裏川越をぶらりさんぽ|okatakeのブログ
ただ、共通しているのは川越観光のメインルートからひと筋外れた、レトロで個人店の多い通りを指している、という点です。
3. 本庁地区・川越駅の対として使われる裏川越


川越駅・本川越駅・川越市駅のある本庁地区。
蔵造りの街並みや時の鐘をはじめ、さまざまな観光スポットのある川越観光のメインエリアです。
本庁地区というだけあり川越市役所など、市民の生活の要となる施設も多い地区。
そんな本庁地区に対する「裏」として裏川越を定義する地元住民も多い印象でした。
角栄商店街や新店舗が増えつつある霞ケ関地区、安比奈線跡や山王塚古墳など歴史散策しがいのある南大塚駅周辺・大東地区など…。
川越駅・本川越駅・川越市駅以外の川越市内の駅周辺エリアや本庁地区以外の地区を指しているケースです。
※このケースは具体的なメディアや文献などは見当たらず、地元住民の回答がメインとなっています。
川越マガジンとしての「裏川越」の定義
複数の説を踏まえて、川越マガジンでは裏川越をこう定義することにしました。
クレアモールからひと筋外れた、八幡通りを中心とした路地エリアと、そこに点在する個性的なお店たち
理由は3つあります。
- うらかわプロジェクトが活動拠点としていた八幡通り周辺と重なること
- 川越のローカルメディアや散歩記事でも「裏川越=八幡通りエリア」として紹介されてきた歴史があること
- 実際に歩いてみても、観光客で賑わうクレアモール・一番街とは違う、地元密着の個人店文化が確かにあること
川越観光のメインとしては出ないけど川越の魅力を支えているもうひとつの顔として、川越マガジンではこの裏川越を紹介していきます。
裏川越と呼ばれるエリアにあるお店
ここからは、川越マガジンが「裏川越」と考えるエリア、つまり八幡通りを中心とした路地エリアに点在するお店を紹介していきます。
実際に取材で訪れたお店の中から、裏川越らしい雰囲気を持つお店をピックアップしました。
観光地のすぐ脇にあるとは思えない、ちょっと落ち着いた空気と個性が魅力です。
「8+8 Cafe(ハチジュウハチカフェ)」8+8PLATE


プレートに、ドリンク・サラダ・お味噌汁つきのセット!
黒米と玄米のハーフ&ハーフで提供されます。


リピーターの多い人気メニューで、仕入れ状況によっておかずも変わります。
伺った日は鶏むね肉にブロッコリー!
ヘルシーでありながらも、オーロラソースでしっかりと味付けされて絶品でした。
【🏠 住所】
〒350-0045 埼玉県 川越市 南通町 16-34 SpacoK A2
【🚃 アクセス】
– 川越八幡宮から徒歩1分程
– JR/東武東上線 川越駅から徒歩7分程
– 西武新宿線 本川越駅から徒歩10分程
【⏰ 営業時間】
– 11時30分~16時00分
– 18時00分~22時00分
– 定休:日・月曜日
※ 詳細は公式SNSをチェック


「CM2 OFFICE」ペペロンチーノ


エビとニンニク、チーズをたっぷり使ったペペロンチーノ!
オプションで変更できる生パスタは、もっちもちでアルデンテのパスタ!
スープがよく絡んで超絶品です。


追加でバゲットを注文してアヒージョ風のスープをしっかり染み込ませて味わうのもおすすめです。
【🏠 住所】
〒350-1122 埼玉県川越市脇田町10-9 クレアパークエノモト 1F
【🚃 アクセス】
– クレアパークすぐ近く
– JR/東武東上線 川越駅から徒歩6分程
– 西武新宿線 本川越駅から徒歩8分程
【⏰ 営業時間】
– 11時00分~22時00分


「スパイスとお酒 食楽たべ」スパイス料理(ビリヤニ)


〆にいただけるビリヤニ!
スパイスがしっかりきいた超絶品で、香り・味はもちろん日本酒ともあいます。
パクチーもスパイスの風味を引き立てていました。
※パクチーは店主さんからいるかいらないか聞いてもらえます。


ビリヤニとあうお酒を、と注文して出てきた日本酒 舞美人。甘酸っぱい風味でビリヤニと相性抜群!
ビリヤニが人気ではありますが、スパイス料理とお酒を楽しめる居酒屋です。
【🏠 住所】
– 〒350-0045 埼玉県川越市南通町16-5
【🚃 アクセス】
– 川越八幡宮から徒歩2分
– JR/東武東上線 川越駅から徒歩6分程
– 西武新宿線 本川越駅から徒歩10分程
【⏰ 営業時間】
– 18時00分~0時00分
– 定休:火曜日・水曜日


「焼きそば居酒屋どーも」キャベツたっぷりソース焼きそば


「焼きそば居酒屋どーも」自慢のキャベツたっぷりソース焼きそば!
国産小麦100%のもちもち麺を使用しています。
鉄板でアツアツの焼きそばは、一度食べたら忘れられない味わいです。
【🏠 住所】
〒350-1122 埼玉県川越市脇田町13−2
【🚃 アクセス】
– クレアパークから徒歩1分
– 西武新宿線 本川越駅から徒歩10分程
– 東武東上線/JR 川越駅から徒歩7分程
【⏰ 営業時間】
– 平 日:17時00分~0時00分
– 土日祝:12時00分~16時00分/17時00分~0時00分


「BAR UPPER EAST SIDE(バー アッパーイーストサイド)」カフェカルーアやホットドッグ


BAR UPPER EAST SIDE(バー アッパーイーストサイド)では、珈琲を使ったオリジナルカクテルのカフェカルーアや、名物のホットドッグを提供しています。
アッツアツでサクッもちっとしたパンとソーセージが意外にお酒とあう!


カルーアの甘さとコーヒーのほろ苦さが絶妙にマッチ!
アルコール度数も低めでバーがはじめての方でも飲みやすいカクテルになっています。
【🏠 住所】
〒350-0045 埼玉県川越市南通町17-3 2F
【🚃 アクセス】
– 川越八幡宮から徒歩1分
– JR/東武東上線 川越駅から徒歩6分程
– 西武新宿線 本川越駅から徒歩8分程
【⏰ 営業時間】
– 17時00分~0時00分
– 定休:火曜日


裏川越をきっかけに川越の魅力をより深く知る
「裏川越」という言葉には、はっきりした正解の範囲がありません。
うらかわプロジェクトが名付けた裏道カルチャー、観光メインルートの対として使う書き手、本庁地区以外を指す地元住民…。
——使う人によって、思い浮かべる風景はさまざまです。
川越マガジンでは、その中からクレアモールからひと筋外れた八幡通り周辺の路地エリアを裏川越と呼ぶことにしました。
観光地図には大きく載らないけれど、個人店の空気が確かに残っている一帯です。
今回紹介したお店やエリアも、蔵造りの街並みや時の鐘とはまた違った落ち着いた雰囲気を見せてくれます。
クレアモールでの買い物や小江戸さんぽのついでに、ぜひほんの少し路地へ入ってみてください!
裏川越は諸説ありすぎるから他に情報あったらおしえてね〜











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