川越市の西部に位置するエリア「川越 霞ケ関」。
東武東上線 霞ケ関駅を中心に、的場・笠幡を含む地域です。
霞ケ関という地名は東京の官庁街と同じ読みですが、由来は異なるとされています。

この記事では、川越 霞ケ関の地名の由来や「霞ヶ関」「霞ケ関」「霞が関」の表記の違い、駅周辺のカフェ・ランチ・レストラン情報を写真付きで紹介します。
- 霞ケ関の地名はもともと狭山市域にあった関所伝承に由来し町村合併を経て川越市の地名に
- 「霞ヶ関」「霞ケ関」の表記は文脈ごとでばらばら
- 霞ケ関駅周辺にはコーヒーショップやカレー店、ラーメン店など個性的な飲食店が点在
川越 霞ケ関

川越市の西部に位置した地域「川越 霞ケ関」。
一般的には霞ケ関駅周辺を霞ケ関、的場駅周辺は的場・笠幡駅周辺は笠幡と言われることが多いですが、地区的には霞ケ関・的場・笠幡ともに霞ケ関となっています。
川越駅や本川越駅から見て入間川を超えた先にあり、日高市や飯能市方面から見ると的場とともに川越市の玄関口となるエリア。
南東には入間川、西側・中央には小畔川が流れ、ほとんどが台地です。
歴史的には、旧石器時代の鶴ケ丘遺跡(笠幡)、弥生時代の霞ケ関遺跡(的場)といった遺跡も残るエリアです。

川越 霞ケ関駅から徒歩15分の場所には、国指定史跡河越館跡・河越館跡史跡公園があります。(地区的には名細)
平安時代から南北朝時代にかけても歴史があります。
【🏠 住所】
〒350-0816 埼玉県川越市上戸194
【🚃 アクセス】
– 東武東上線 霞ヶ関駅から徒歩15分程
【⏰ 営業時間】
9時00分~17時00分


また、この国指定史跡河越館跡・河越館跡史跡公園では、鎌倉時代に行われていた流鏑馬を再現した「河越流鏑馬」も毎年実施。

川越 霞ケ関はなぜ霞ケ関?地名の由来や歴史
1889年(明治22年)の町村制施行の際、笠幡村・的場村・安比奈新田の3村が合併。
本来4村合併の予定だった柏原村が離脱したにもかかわらず、柏原村ゆかりの地名「霞ヶ関」をそのまま新村名に採用。
こうして霞ケ関村が誕生し、1955年(昭和30年)に川越市と合併して、川越市の地名となりました。
ただし、「なぜここに霞ケ関という地名があるのか、」を裏付ける決定的な古文書は存在しません。
鎌倉街道の関所から由来した説
最も広く伝わっているのは、鎌倉街道の関所から由来した説です。
『新編武蔵風土記稿』では、柏原村(現・狭山市)で、かつて越後・信濃より鎌倉への往還があり、信濃坂の上に「霞ヶ関」という関所があったとされています。
しかし、「其處も今は定かならず」(その場所は今ではわからない)とのこと。
つまり、江戸時代後期の時点ですでに「あったらしいが場所は不明」という状態です。
関所跡があったとされるのは上広瀬村と柏原村の境界付近(いずれも現・狭山市)。
小字「霞ヶ関」も狭山市広瀬東に現存しています。
そのため、もともと現在の狭山市域の地名として「霞ヶ関」がありました。
そんななか上記で説明した通り、1889年(明治22年)の町村制施行により、笠幡村・的場村・安比奈新田・柏原村の4村合併で「霞ヶ関」(最終的に柏原村が離脱し地名だけ残る)という地名になりました。
ということで、鎌倉街道の関所から由来した説が最も広く知られた説ではありますが、他にも由来として考えられているものがあります。
修験道の「霞」説
『狭山市史 中世資料編』では、修験道の「霞(かすみ)」、すなわち修験道本山派の支配領域を指す用語から名づけられたと推察しています。
この地域では、笹井観音堂(現・狭山市)が修験道本山派の中心として栄えていました。
修験道では、本山派に属する寺院の支配領域(配下の寺院がある範囲)を「霞(かすみ)」と呼んだと言われています。
実際、笹井観音堂が修験を支配した地域には「霞」がつく地名が多く、霞ケ丘(ふじみ野市)、霞ケ関(狭山市)、霞川(入間市・狭山市・青梅市)、霞郷(日高市・狭山市)などが確認できます。
歌枕としての「霞の関」
『新編武蔵風土記稿』の和歌に登場する「霞の関」は多摩市関戸の関所を指すのが通説。
狭山市域の「霞ヶ関」ではないと考えられています。
道興が『廻国雑記』に記した旅のルートを追うと、「霞の関」は町田市図師町→多摩市関戸→国分寺市恋ヶ窪という経路上にあり、狭山市域の霞ヶ関とするのは無理があります。
ただし、当時の狭山市周辺の人々は、これらの和歌が自分たちの「霞ヶ関」を詠んだものだと信じており、その認識が『新編武蔵風土記稿』に反映されたと考えられます。
- 『新編武蔵風土記稿』
- 『狭山市史 中世資料編』
- 「霞ヶ関」考ー地名の探究ー
「かすみがせき」は霞ヶ関?霞ケ関?霞が関?

川越市の「かすみがせき」は「霞ケ関」と「霞ヶ関」とで表記はバラバラです。
川越市公式ホームページでは「霞ケ関」表記で、東武東上線の霞ケ関駅も「霞ケ関」と大きいケで表記されています。
上記理由で、川越マガジンでは「霞ケ関」で表記を統一しています。
しかし、実際の川越市霞ケ関では、大手チェーン店でも「霞ヶ関店」と表記があったり、郵便物や電柱の表記でも「霞ヶ関」が混在していたり、割りと表記はバラバラです。
ちなみに、東京都千代田区にある「かすみがせき」は基本的に「霞が関」表記でありながら、東京メトロの駅名は霞ケ関駅と「霞ケ関」表記となっています。
なお、東京都千代田区の霞が関は日本武尊が蝦夷に備えて設けた関所に由来するとされていますが、川越・狭山の霞ケ関とは直接の関係はないとされています。
参考資料
川越 霞ケ関駅周辺のカフェ・ランチ・飲食店
「Hundreds COFFEE」ハンドドリップコーヒーとCheewsecake(チーズケーキ)

川越霞ケ関駅から徒歩5分程度のアクセスにある「HUNDREDS COFFEE」。
ハンドドリップしたコーヒーやかわいらしいスイーツが楽しめるコーヒーショップです。

つぶらな瞳が付いたタルトや、かわいらしいネズミのクッキーとともに提供されるチーズケーキなども提供。
店主さんも気さくで居心地のいいお店で、コーヒーやスイーツ、ランチが楽しめます。

「Kalafta」コーヒーフロート スコーン付

川越霞ケ関駅から徒歩数分、土曜日のみ営業のカフェ「Kalafta」。
Skovブレンドのコーヒーフロートに、スコーンの付いたセットメニューを提供しています。
コーヒーフロートにアヒルスコーン、自家製ジャムがセットに。

また、店内はカフェとしてだけでなく、ハンドメイドの木工家具・布もの・雑貨の販売、アート作品の企画展、音楽ライブなどさまざまな文化活動が重なる場所。
木工所を営む店主が手がけた素材感・手仕事の丁寧さを感じられる店内が特徴的です。

「カレーの健ちゃん」野菜カレー

野菜がたっぷりのった盛り付けも鮮やかな一皿。
(1300円)

スパイスと野菜の甘みが絶妙で、多くのリピーターを生み出しています。
中辛でも野菜や出汁の甘さで辛さはそこまで感じません…!!!めちゃくちゃヤミツキになるおいしさ。
ごろっとした野菜も絶品!白米・雑穀米の選択や、ご飯の量を調節できるので、自分好みのカレーを味わえます。
【🏠 住所】
〒350-0815 埼玉県川越市鯨井1865-1
【🚃 アクセス】
– 東武東上線 霞ヶ関駅から徒歩30分弱程
– 河越館跡から徒歩10分程
【⏰ 営業時間】
– 11時00分~14時30分
– 17時00分~20時30分
– 定休:月曜日・火曜日

「麺処かつ善」淡麗味玉塩そば

淡麗だけど味わいは濃厚の絶品塩そば!

出汁の効いたスープが特徴で、柚子胡椒がアクセントになっています。
中太麺との相性も抜群でした。
【🏠 住所】
〒350-0815 埼玉県川越市鯨井544-1
【🚃 アクセス】
– 東武東上線 霞ヶ関駅から徒歩30分程
– 河越館跡から徒歩10分程
【⏰ 営業時間】
– 11時00分~14時30分
– 17時30分~21時00分
– 定休:火曜日

川越 霞ケ関のアクセス

川越 霞ケ関(川越 霞ケ関駅)のアクセスは、川越市駅から電車で3分程度。
川越駅からでも電車で5分程度の立地です。
また、鶴ケ島駅から電車で2分程度となっています。
川越駅・本川越駅周辺から見ると、入間川を超えるので心理的なハードルはあるかもしれませんが、ゆったりした雰囲気でここ最近では飲食店も増えてきているエリア。
ぜひ川越 霞ケ関周辺も散策してみてください!











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