11月23日、勤労感謝の日。
川越・久保町の成田山川越別院では、毎年この日に行われる「成田山川越別院の火渡り祭」。
山伏たちが焚き上げる柴燈護摩(さいとうごま)の炎と、境内いっぱいに立ちのぼる煙。
そして火が落ち着いたあとには、一般の参拝者も素足でその上を渡ることができます。
冬の気配が近づく川越で、毎年多くの人が集まる晩秋の恒例行事です。

この記事では、2026年の開催情報や当日の流れ、参加するときの持ち物、アクセスの注意点まで写真付きで紹介します。
- 山伏による柴燈護摩と火渡りを間近で見られる晩秋の恒例行事
- 一般参拝者も素足で火の上を渡れる参加型の祈願行事
- 当日は駐車場の利用不可、公共交通機関でのアクセスが基本
成田山川越別院の火渡り祭とは
柴燈護摩の火の上を素足で渡る祈りの行事

火渡り祭の中心となるのが「柴燈護摩」。
屋外に結界を巡らせて道場を設け、積み上げた薪を桧葉(ひば)で覆い、祈りを込めて火を点じる修法です。
その火の上を歩いて渡ることを「火渡り」と呼びます。
もともとは山にこもって修行する修験道のなかで発達した修法。
お寺によると、この護摩によって心の迷いが焼き払われ前向きに生きる力が湧き願いごとの成就につながるとされています。
成田山川越別院とは
成田山川越別院(本行院)は、千葉県・成田山新勝寺の別院にあたる真言宗智山派のお寺。
ご本尊は不動明王で、地元では「川越不動」や「成田山」と呼ばれ親しまれています。
開創は江戸時代末の1853年(嘉永6年)。
交通安全の祈祷で知られるほか、毎月28日の蚤の市や、川越七福神のひとつ・恵比寿天を祀るお寺としてもおなじみです。
2026年の成田山川越別院の火渡り祭の開催概要
【📅 開催日時】
2026年11月23日(月・祝)
13時00分〜(柴燈護摩)
【📍 開催場所】
成田山川越別院 境内
例年は一般の参拝者も火渡りに参加可能。
例年は雨天決行。ただし、雨の状況によって一般の火渡りが見送られた年もあります。
当日は成田山川越別院内の駐車場は利用不可。
当日の流れと見どころ
山伏の行列で幕開け

13時になると、山伏たちが境内を練り歩き、結界の張られた道場へと入っていきます。

装束に身を包んだ山伏たちが列をなして進む姿は、それだけで見応えがあります。
作法が続き、いよいよ点火

道場では、お不動さまの剣で魔を断つ「法剣」の儀など、柴燈護摩ならではの作法が順に執り行われます。

作法がひと通り終わると、いよいよ点火。

桧葉に覆われた護摩壇から、白い煙が一気に立ちのぼります。

煙は風向きによって見学エリアにも流れてくるので、煙が苦手な人は立ち位置に気をつけておきましょう。
山伏の火渡り、そして一般の火渡りへ



薪が燃え落ちて火が小さくなってくると、山伏たちが長い竹で燃え跡をならし、渡るための道をつくっていきます。
まずは山伏たちが火の上を渡り、さらに火が落ち着くのを待ってから一般の参拝者の番に。
渡り終えたあとには、お不動さまの力を授かる「加持」を受けることができます。
火渡りに参加するときのポイント
素足とタオルは必須
火渡りは素足で行います。
お寺の告知でも、素足とタオルを忘れずにと呼びかけられています。
足を洗ったあとに拭けるタオルを1枚持っていきましょう。
脱ぎ履きしやすい服装で
ストッキングやタイツは脱ぐ必要があるので、当日は避けておくのが無難です。
靴も脱ぎ履きしやすいものがおすすめ。
11月下旬の屋外は冷え込むので、上着も忘れずに。
火渡りの時間は火の燃え具合しだい
護摩の開始は13時ですが、一般の火渡りが始まる時間は火の燃え具合によって前後します。
過去には14時前後からという案内もありました。
時間に余裕を持って出かけるのがおすすめです。
成田山川越別院の火渡り祭のアクセス・駐車場

成田山川越別院の火渡り祭の当日は、境内の駐車場は利用できません。
公共交通機関で向かいましょう。
JR・東武東上線 川越駅から徒歩20分程度、西武新宿線 本川越駅から徒歩20分程度です。
バスだと、小江戸名所めぐりバス「T3 成田山前」下車になります。
炎と煙、山伏たちの読経に包まれる成田山川越別院の火渡り祭。
見学するだけでも迫力がありますが、素足で火の上を渡り、一年の無事や願いごとを祈れるのもこの行事ならではの魅力です。
ぜひ成田山川越別院の火渡り祭で、迫力ある火渡り行事を見てみてください!
【🏠 住所】
〒350-0055 埼玉県 川越市 久保町9-2
【🚃 アクセス】
– 喜多院から徒歩1分
– 西武新宿線 本川越駅から徒歩18分程度
– 東武東上線 川越駅から徒歩25分程度
– 東武バス 喜多院前から徒歩1分程度
【⏰ 営業時間】
8時00分~16時00分

喜多院とあわせて紅葉巡りも
成田山川越別院から喜多院までは歩いてすぐ。
火渡り祭の前後に、色づきはじめた喜多院周辺を散策するのもおすすめです。













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