観光客で賑わう川越の蔵造りの街並み。
そのメイン通りの細い門をくぐった先にあるのが一棟貸切の蔵の宿泊施設「Tokinoma ときのま」。
「街にとけこみ、自分にひたる」をコンセプトにしたこの宿は、蔵の歴史と現代の快適さを兼ね備えた贅沢な空間です。
プライベートサウナや貸切の中庭など、自分にひたるのにぴったりな場所。

この記事では、Tokinoma ときのまでの過ごし方や1日1組限定の贅沢な空間を紹介します。
Tokinoma ときのまは一棟貸切、蔵の宿泊施設

Tokinoma ときのまのコンセプトは「街にとけこみ、自分にひたる(Blend in with the city and immerse yourself.)」。
蔵造りの街並み沿いにある”蔵”の宿泊施設。
観光地でとけこみながらも、メイン通りの細長い門を抜けたところにあるため静かで落ち着いた空間です。

宿泊は1日1組限定。
蔵をまるまる一棟を貸切で過ごす…。贅沢な宿泊体験ができるのがTokinoma ときのま。

Tokinoma ときのまには、プライベートサウナや貸切の中庭など自分にひたるのにぴったりな空間がたくさん。
蔵の歴史や雰囲気を残しながら、快適で清潔感ある場所でゆっくり自分の時間を過ごせます。
Tokinoma ときのまの空間・特徴
蔵の宿泊施設の入口は小さな門

Tokinoma ときのまは、蔵造りの街並み沿いにある宿泊施設。
りそなコエドテラスの少し北側にあり、門を抜けて入ります。

Tokinoma ときのまは、レストランのSAIWAICHO ROMANと同じ敷地内に。

蔵造りの街並みすぐ近くにありながら、建物は路地を10mほど抜けた先なのでかなり落ち着いた空間。
観光のアクセスの良さと、落ち着いた空間を両立した場所です。

入口はこちら。

入ると細い道が。この狭い道もいいですね。
落ち着いた庭園

細い入口を抜けると庭園。
この庭園も含め、貸切なのでこの空間も独り占めできます。

なにかと縁起のいいカエルの置物も。
街にとけこむ蔵を改装した宿泊施設

庭園を抜けると宿泊施設の蔵。
建物の扉を開けると、蔵の重厚感ある扉がきれいに残っています。


蔵側にも格子状の扉があります。
自分にひたるリビングスペース

蔵に入ると自分にひたるリビングスペースが!

蔵のなかに溶け込む、暖色で優しく照らす和の照明も素敵。

蔵の歴史を感じつつも、清潔感あり快適な空間です。

コーヒーミルやドリッパーも。
川越のコーヒー屋さんを巡り、好きな珈琲豆を買ってそのまま挽く…。良すぎますね。

また、リビングスペースはプロジェクターも。
自分にひたるための施設が充実しています。
川越散策にぴったりのブックレット

Tokinoma ときのまのリビングスペースにあるブックレットにもこだわりが。

宿泊者向けに、宿泊施設の過ごし方はもちろん、川越のモデルコースやおすすめ店舗の紹介など…。

情報量満載のブックレットで、川越散策にぴったりです。普通にほしい。
ちなみに、Tokinoma ときのまでは食事提供はありませんが、このブックレットにおすすめ店舗がたくさん紹介されているので、その点でも役立ちそうです。
川越が好きになるアメニティ各種

Tokinoma ときのまはアメニティも充実。川越愛あふれるアメニティばかりで普通に豪華です。
- 川越の珈琲店によるドリップパックセット
- hibiのクッキー
- 和綴じのノート(水上製本所)
- オリジナル巾着袋

川越は珈琲の個人店が多い街。川越メル珈琲、COFFEE POSTなどなどのドリップパックセットもアメニティに。
ほかにもTokinoma ときのまの姉妹店であるhibiで焼き上げたクッキーや、水上製本所で綴じられたノートなどなど、川越ゆかりのアメニティが充実。
Tokinoma ときのま内での利用はもちろん、川越観光のお土産にも嬉しいアメニティです。
2階の広々とした寝室スペース

Tokinoma ときのまの階段を上がると…。

寝室スペース!
屋根が高く開放感ある広々とした空間です。
ベッドは移動して3人まで利用可能。

ベッドの向かいには書斎も。
プライベートサウナ

Tokinoma ときのまの大きな特徴の1つ、プライベートサウナ空間。
蔵のなかで自分にひたる、贅沢なサウナです。

もちろんセルフロウリュも可能。

プライベートサウナのすぐ近くにはシャワールーム。
サウナで温まったあとに冷水シャワーが浴びられます。
※浴槽はありません。

そして、プライベートサウナ・シャワールームを出て入口とリビングの間の空間にはサウナチェアが。
蔵のなかで整う贅沢な体験ができます。

Tokinoma ときのまが印字されたサウナハットも。
その他快適な水回り・サニタリー空間

Tokinoma ときのまの水回り・サニタリー空間は清潔感あり快適。

トイレもウォシュレットなどが充実しておりかなりきれいでした。

また、ドラム式洗濯機も。羨ましい…。
“残せる部分はできるだけ残す”蔵の歴史と魅力

Tokinoma ときのまを立ち上げたのは、川越市三久保町にあるゲストハウスちゃぶだい。
代表の田中さんは、Tokinoma ときのまやゲストハウスちゃぶだいのほか、すずのややVILLAGEなどの建築も手掛けた方です。
コンセプトは、古民家や長屋・スナックなど、改装前の建物で残せる部分はしっかり残すこと。
Tokinoma ときのまにおいても、実際に使われた蔵の魅力や歴史を感じられます。

蔵の扉にかかれているピトピトという文字や似顔絵。
位置的にお子さんが無邪気に書いたのでしょうか…?

蔵の建物内の格子も釘の跡?のようなものがあり、ひとつひとつに物語性を感じます。

天窓から差し込む日光も心地よい…。
Tokinoma ときのまの蔵は、戦国時代から続く由緒ある家系の蔵。
安齋家の家の一部として蔵が使われていたものを改装しています。
Tokinoma ときのまの予約方法

Tokinoma ときのまの予約方法は、公式ホームページから予約可能です。
1日1組限定。最大3人まで利用可能です。

2階へ続く階段は、当時の趣を残した急勾配となっており、段差がやや高め。
安全上の理由から、12歳以下の小さいお子さんの利用は推奨していませんが、保護者さんの責任で安全管理を徹底いただける場合に限り利用できるとのことです。
Tokinoma ときのまのアクセス

Tokinoma ときのまのアクセスは蔵造りの街並み沿い。
りそなコエドテラスの少し北側、甘味茶房かすがの隣にある門を抜けたところにあります。
レストランのSAIWAICHO ROMANと同じ敷地内です。
Tokinoma ときのまは、川越の歴史に触れ街の息遣いを感じながら、心ゆくまで自分の時間を過ごせる空間。
観光の便利さと落ち着いた空間を両立したTokinoma ときのまは、特別な記念日を静かに過ごしたい方や心身のリラックスを求める旅慣れた方に特におすすめです。













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