歴史的な建物の多い埼玉県川越市。
有名なエリアでいうと蔵造りの街並み(小江戸川越一番街商店街)ですがその北を抜けたところには、より歴史を感じる弁天横丁というエリアが。
弁天横丁についてはこちらの記事でも紹介しています。

そんな弁天横丁で古民家再生プロジェクト「Boo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)」が2020年頃から実施されています。
この記事では、Boo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)について紹介します。
弁天横丁で始まったBoo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)
蔵造りの街並みを北に抜けた路地裏に弁天横丁があります。

弁天横丁はかつて芸者横丁とも呼ばれており芸者の置屋やスナックが並ぶ繁華街でした。
そんな弁天横丁の特徴的なレトロなアーケードをくぐった先の右側に3軒連なる古民家があります。

アーケード側から「ブー」「フー」「ウー」と名付けられた古民家。

一番手前の「ブー」の古民家は更地に戻すとのことですが、「フー」と「ウー」の古民家の2軒はリノベーションを進めています。

この一帯の修復・リノベーションプロジェクトが「Boo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)」。
Boo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)とは

Boo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)は、3軒の修復を行う古民家再生プロジェクト。
プロジェクトを主導しているのは、同じく弁天横丁にお店を構える「ギャラリーカフェ 二軒堂」の工藤さん。


主に日曜日には有志で集まった地域の方々が修復作業を進めています。
Boo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)

真ん中の「フー」の建物内。メインの作業場所です。

修復作業で使用しているのは廃材とのこと。
ガラスや木などさまざまな素材で建物を修復を進めています。
ちなみにこのガラスの月の制作工程はこちらの記事でも紹介されています。

2023年〜2024年のBoo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)については川越のオバちゃんがつづる川越ノヲトで詳しく紹介されています。

ギャラリーカフェ 二軒堂でもよく見る印象的なレイアウトの窓も。
工藤さん自身がこういう組み方が好きなのだとか。

この窓めちゃ好き〜
2025年5月時点のBoo Hoo Woo(ブーフーウー)
2025年5月24日にプロジェクト中の建物に伺いました。


「フー」の建物にはなんと2階もしっかりつくりこんでいるとのこと。
階段に上がらせてもらいました。


修復中の2階部屋。開放的な窓とそこから差す日光がいいですね。


もともとの建物の構造を活かしながら改修を進めています。


弁天横丁の裏側から見た2軒の建物。
2025年7月時点のBoo Hoo Woo(ブーフーウー)


2025年7月26日、川越百万灯夏まつりの日に伺いました。
当日は弁天夜市で、ブーフーウープロジェクトの「ウー」の建物では本屋さんを営業していました。


さまざまな絵本や雑誌が並びます。
明るい木目調の本棚や壁もいいですね。


この機会に、ささやかながら募金させていただきました。


この記事も、Boo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)の進捗とともに随時更新していきます。
Boo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)はまだまだ続く…


地域ブログをはじめ、TVや新聞などでも取り上げられるBoo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)。
活動日には弁天横丁沿いに募金箱も。
今後は、有志による修復作業だけでなく、水道や電気といったインフラ整備には業者さんに依頼する必要があるとのこと…!
引き続き、私もこのBoo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)を何かしらのかたちで応援していきます。



今後も楽しみだね
弁天横丁のアクセス
Boo Hoo Woo Project(ブーフーウープロジェクト)が進められている弁天横丁は蔵造りの街並みを北に抜けたところに位置しています。
特徴的なレトロなアーケードが目印。
修復している建物以外にもリノベーションした古民家がたくさん並んでいます。
【🏠 住所】
〒350-0062 埼玉県川越市元町2
【🚃 アクセス】
– 時の鐘から徒歩5分
– 西武新宿線 本川越駅から徒歩20分程
– JR/東武東上線 川越駅から徒歩30分程
– 東武バス 札の辻から徒歩3分




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